豊田合成は11月23日、自動車用エアバッグの販売に関して、欧州競争法に違反する行為を行ったとして22日(ブリュッセル時間)に、欧州委員会から1126万2000ユーロ(約14億8000万円)の制裁金を科す決定通知を受けたと発表した。
同社は、これまで同委員会が実施してきた調査に全面的に協力するとともに、適用法令と調査により判明した事実関係などを踏まえ、同委員会との間で和解に向けた協議を続けてきた。今回、同委員会との間で和解に至り、制裁金が科されることになった。
この支払いによる今年度の連結業績予想への影響については現在精査中で、修正の必要が生じた場合には速やかに開示するとしている。