葛飾ゴム工業会 見学会・忘年会開催

2017年11月28日

ゴムタイムス社

 葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は11月24日、見学会と忘年会を開催した。見学会には今年10月にリニューアル・開業した東京都立産業技術研究センター(都産技研)城東支所の「デザインスタジオ・ものづくりスタジオ」と区内の伝統産業職人会が開いた展示販売施設「葛飾区伝統産業館」を訪れ、会員企業から13人が参加した。

ものづくりスタジオ前で記念撮影

ものづくりスタジオ前で記念撮影

 城東支所は東京都中小企業振興公社城東支社と協力して、機械加工、城東・城北地域を中心とする中小企業に支援を行っている。具体的には、精密測定、工業デザイン、電気、化学などの技術分野で、製品の企画や販売促進に向けたデザイン支援から各種加工機械を利用した試作・開発支援、製品評価・性能試験まで一貫して行っている。

 同所の上野所長による説明のもと、参加者はまず2階のデザインスタジオで新たに導入した3次元カラースキャナーやUVプリンターなどを見学。その後、1階のものづくりスタジオに移動しファイバーレーザーを搭載したレーザー加工機やインクジェット式3次元造形装置の各種機械を見た。このうち、インクジェット式3次元造形装置は、製品や部品の試作および組み付けの検証や営業ツールなどに利用できるプリンターで、試作ではゴムライクなものも試作可能だという。参加者はメモを取りながら、地域に密着した高付加価値なものづくり支援を行う現場に関心を寄せていた。

参加者は熱心にメモをとりながら説明を聞いていた

参加者は熱心にメモをとりながら説明を聞いていた

 見学会終了後、参加者は忘年会会場の葛飾シンフォニーヒルズ別館の「ヒルズレストラン」に移動。忘年会には会員ら25人が参加した。

 武者会長は冒頭のあいさつで、「当会は第33期の今期から事業年度を12月に変更した。1月からスタートする第34期は、2月に新年会

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