GfKジャパンは11月30 日、自動車タイヤの10月の販売速報を発表した。本数は前年同月比2%減で3ヵ月ぶりにマイナスとなり、販売金額は税抜き平均価格が前年同月から3%上昇した結果、同1%増となった。
冬タイヤが本数前年比9%増となったものの、夏タイヤが前年の水準を下回ったため、全体ではマイナス成長となった。
冬タイヤの好調は北日本で平均気温が平年を下回ったことや、降雪量が多かったことに支えられた。冬タイヤの中でも、軽自動車向けである155/65/13は、本数が前年比27%増と主要サイズで最も伸長した。
なお、タイヤ販売での冬タイヤの本数構成比は41%に上昇している。