タイにワイパー部品新工場 フコク

2011年02月14日

ゴムタイムス社

グローバル供給網を充実
㈱フコク(河本次郎社長)は1月31日、タイで自動車ゴム部品の生産能力を増強するため、タイ国サムトプラカン県の同社連結子会社のサイアムフコク㈱が約20億円を投じて新工場を建設すると発表した。
サイアムフコクは現在、シール機能部品を中心に工場2拠点(サムトプラカン工場およびコラート工場)、延べ床面積約1万㎡、従業員約620名の体制で生 産しているが、同社グループのグローバル供給網をさらに充実するため、新たな拠点としてコーンケン県にワイパー部品製造工場を建設し、生産能力増強を図 る。延床面積1万5280㎡の新工場は2012年に稼動予定で、サイアムフコク全体で従業員は700人体制となる予定。
また、新工場の建設や必要設備等の資金を調達するため、サイアムフコクは、フコクを引き受け先として2億4000万バーツ(約6億3800万円)増資する。増資後の資本総額は4億8000万バーツ(約12億7700万円)となる。
〈サイアムフコク㈱〉
設立 1995年11 月
所在地 タイ国サムトプラカン県
代表者 飯田 光孝
資本金 240百万バーツ(約638百万円)
出資比率 ㈱フコク 99・99%
事業内容 自動車用ゴム部品等の製造および販売
敷地面積 4万4000㎡
〈新工場の概要〉
所在地 タイ国コーンケン県

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