11月27日~12月1日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で18社が上昇、13社が下落した。12月1日のゴム平均は、前週末比8円65銭安の1910円68銭と反落した。
株価上昇率ランキングでは、1位がバンドー化学で同6・40%高、2位が三洋貿易の同2・74%高、3位が住友理工の同2・31%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同73円高の5120円と続伸、住友ゴム工業が同40円高の2023円と続伸、横浜ゴムが同32円高の2531円と続伸、東洋ゴム工業が同44円安の2296円と反落した。
自動車用ゴムでは、住友理工が同27円高の1197円と続伸した。
合成ゴムでは、JSRが同14円高の2180円と反発、日本ゼオンが同14円高の1569円と続伸した。
産業用ゴムでは、バンドー化学が同78円高の1296円と続伸した。バンドー化学が11月10日に発表した18年3月期中間業績は主力の自動車向け、産業用向けベルトが好調なことや、精密機能部品も販売も増加し、増収増益の決算となった。これを受けて、同社の株価はじわじわと上昇しており、11月29日には11月1週目以来、3週間ぶりに年初来高値を更新した。
その他では、三洋貿易が同67円高の2514円と反発した。
株価上昇率ランキング(12/1) | ||
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(上昇率は対前週末比) | ||
会社名 | 株価上昇率 | |
1 | バンドー化学 | 6.40% |
2 | 三洋貿易 | 2.74% |
3 | 住友理工 | 2.31% |
4 | オカモト | 2.24% |
5 | 住友ゴム工業 | 2.02% |
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