再生ゴム特集 村岡ゴム工業  「高張力化」で使用比率拡大 量産化への技術革新確立へ 建設・鉱山車両用タイヤの需要が活発

2017年12月08日

ゴムタイムス社

 創業以来、一貫してマテリアルリサイクルのパイオニアとして、真のリサイクル社会の実現に挑戦し続ける村岡ゴム工業。

 村岡ゴム工業は本年10月15日、創業100周年を迎え千葉県成田市の成田エクセルホテル東急エクセルルームで記念式典を開催した。

 式典で村岡実社長は「戦前、戦後の激動期やオイルショック、バブル崩壊、リーマンショック、干潟工場の新設など思い起こせば多くの試練があり、その都度社員と一丸となって乗り越え、苦楽をともにしてきました。今後もトップメーカーとしての責務を果たし、未来が誇れるよう次の100年に向けて頑張っていきます」と述べた。

工場社屋

工場社屋

 同社の17年9月期業績は売上高、経常利益ともにほぼ前年並の水準を維持し、同社干潟工場も高水準の生産が続いている。再生ゴム出荷もメインのタイヤ生産が比較的堅調に推移しているほか、ベルト、ゴム板などの非タイヤ向けの再生ゴム

全文:約996文字

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー