東洋ゴム工業は11月28日、タイヤ安全啓発イベントを12月2日に開催すると発表した。
日本自動車タイヤ協会(JATMA)が昨年1~12月に全国で36回実施したタイヤ点検によると、タイヤに整備不良があった車両が全体の15・8%を占め、項目別の整備状況では「タイヤの空気圧不足」(10・7%)がワースト1位に挙げられた。
同社では、定期的なタイヤの点検が安全性につながることを広く一般市民に啓発していくことは、タイヤメーカーの使命であるとして、本社とタイヤ技術センター(ともに兵庫県伊丹市)に隣接するショッピングモール「イオンモール伊丹」で、タイヤの安全啓発イベントを開催する。
会場では、タイヤの空気圧点検の重要性や残溝・傷のチェックなどについて紹介したパネル、実物のタイヤ展示などを行なう。また、来店した子供にも親しんでもらえるよう、同社キャラクターの「わっくま」も登場。フットボールパフォーマンスやクイズなど、一般の人が楽しみながら参加できるイベントを企画して、タイヤの安全啓発に取り組む。