経済産業省がまとめた10月のゴム製品生産・出荷金額によると、工業用ゴム製品の生産は新ゴム量で1万5328tで前年同月比5・7%増、出荷金額は626億4075万6000円で同8・2%増となり、生産は前月のマイナスからプラスに転じ、出荷は15ヵ月連続でプラスとなった。
生産は、防振ゴムが2925tで同9・8%増、防げん材は219tで同31・1%増、ゴムロールは413tで同11・9%増、パッキン類は2484tで同6・7%増、オイルシールは749tで同12・6%増、スポンジ製品は2968tで同0・2%増、ゴム板は1788tで同9・8%増、その他の工業用ゴム製品は4531tで同3・2%増となり、全ての項目で前年実績を上回った。
出荷金額は、防振ゴムが136億5053万円で同7・1%増、防げん材は6億9510万9000円で同40・7%増、ゴムロールは25億5327万9000円で同9・8%増、パッキン類は
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