バンドー化学は12月18日、スポーツ庁から今年度の「スポーツエールカンパニー(Sports Yell Company)」に認定されたと発表した。
同庁では、社員の健康増進のため、スポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行っている企業を「スポーツエールカンパニー」として認定する制度を今年度に創設した。
この制度により、社員がスポーツに親しめる環境づくりを進める企業の社会的評価が向上することで、「働き盛り世代」をはじめとして、国民全体のスポーツ実施率の向上につなげていくことを目指している。
同社は9月に「バンドーグループ健康宣言」を制定し、経営陣と従業員、健康保険組合が一体となり、健康いきいき職場づくりチームを結成し、活発に健康増進に努めている。
運動やスポーツへの積極的な取り組みとして、朝のラジオ体操、午後の業間体操のほか、手軽にできるオフィスヨガ、基礎代謝を上げる運動教室、家族も参加する運動会などを実施しており、サッカーやバレーボールなどの同好会活動、ゴルフやテニスの社内大会など、スポーツに親しむ機会を提供・サポートしている。
また、従業員の元気度チェック(体力測定)を行い、その結果をもとに、運動や食事などの生活習慣に関する個別指導を行っている。これらの取り組みが高く評価された。