2017年下半期もゴム・樹脂関連企業で社長交代が行われた。キャボットジャパンとクムホタイヤジャパンの外資系日本法人2社で社長交代が行われたほか、大成興業は若松良太氏が社長に就任した。経営体制の強化や組織の若返りなどが理由として挙げられている。
キャボットジャパンは7月1日、山梨展明氏(取締役)が代表取締役社長に就任した。
山梨社長は、キャボット社北アジア代表(日本事業統括取締役)に就任するとともに、キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク日本代表とキャボット・ノリット・ジャパン代表取締役社長も兼務する。
大成興業は7月28日に行われた株主総会で、若松良太氏(常務取締役)が社長に就任した。若松氏は1982年5月8日生まれ。東海大学政治経済学部卒業後、三菱樹脂入社。2010年に大成興業入社後は営業部長、取締役営業部長委嘱などを歴任した。
就任後のインタビューで、若松氏は「顧客満足、品質、効率化・最適化、独自技術、新規開拓、人材力向上、環境保全の7つを挑戦項目に掲げ、特に、主要となる顧客満足、品質、効率化・最適化に挑戦することで、活力ある会社を目指す」と抱負を語っている。
ワールド化成は9月28日、阿部眞之輔副社長が