三井化学は、ナフサなどの原料価格の高騰に伴い、2月1日納入分から機能性コンパウンド製品(全2製品)の値上げを実施する。 値上げ幅は、国内向けはキロ当たり16円以上、海外向けはトン当たり200㌦以上となる。 対象製品は機能性コンパウンド製品「アドマー」「ミラストマー」の全2製品。 同社の機能性コンパウンド製品の主原料であるナフサ価格は、09年12月以降の原油価格の高騰に伴い、2011年第1四半期は5万3000円/klが見 込まれる状況にある。こうした厳しい経済環境下で、あらゆるコストダウンに懸命に取り組んできたが、自助努力では吸収できず、採算は急速に悪化、値上げに 踏み切ることにした。
2011年02月14日