タイヤメーカー各社が12月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。
◆ブリヂストン
ブリヂストンは12月7日、日産自動車が11月21日に発売した新型「セレナNISMO」の新車装着タイヤとして、「ポテンザ」の納入を開始したと発表した。
今回装着される「ポテンザ・アドレナリン・RE003」は、同車両の特長である高い操縦安定性と運動性能の実現にあたり重要な役割を果たしている。
また、同社は12月14日、スズキがフルモデルチェンジし、同日発売した軽自動車「スペーシア・カスタム」の新車装着タイヤとして「エコピア」の納入を開始したと発表した。
今回装着される「エコピアEP150」は、同車両の特長である高い安全性能と燃費性能の実現にあたり、重要な役割を果たしている。
さらに、同社は12月25日、スズキが同日発売したコンパクトカーの新型「クロスビー」の新車装着タイヤとして、「エコピア」の納入を開始したと発表した。
今回装着される「エコピアEP150」は、同車両の特長である高い運動性能と燃費性能の実現にあたり、重要な役割を果たしている。
◆日本ミシュランタイヤ
日本ミシュランタイヤは12月12日、スバルが開催する「ゲレンデタクシー2018」の全車両に、スタッドレスタイヤ「ミシュランX―アイスXI3」を供給すると発表した。
スバル・ゲレンデタクシーは、通常では車で走ることのできないスキー場ゲレンデ内で、顧客がリフトの代わりにスバルのSUV車両に乗り、山頂まで届けるイベントだ。
今年は5回目の開催で、サッポロテイネスキー場(北海道札幌市)、安比高原スキー場(岩手県八幡平市)、栂池高原スキー場(長野県北安曇郡)、苗場スキー場(新潟県南魚沼郡)の4会場で12月中旬~2月中旬にかけて過去最大規模で開催する。
さらに、苗場スキー場では、ゲレンデタクシーをさらにパワーアップさせた「スバル・スノー・フェス・イン・ナエバ」を開催し、ゲレンデ全体でスバルを愉しむことができる。
◆東洋ゴム工業
東洋ゴム工業は12月22日、フォード・モーター・カンパニー(フォード社)が米国で生産している大型SUV(スポーツ用多目的車)「フォード・エクスペディション」の新車装着用タイヤとして、「オープン・カントリーH/T・D」が採用され、今夏から納入を開始していると発表した。
タイヤサイズは275/55R20・113H。エクスペディションは北米市場で今秋から発売が開始された。同社はフォード社向け新車装着用タイヤとして、オープン・カントリーH/T・Dを新たに開発した。