12月18~22日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はほぼ全面高の展開となり、前週末比で27社が上昇、4社が下落した。12月22日のゴム平均は、前週末比70円71銭高の1978円71銭と続伸した。
株価上昇率ランキングでは、1位が日東化工で同9・92%高、2位が横浜ゴムの同8・97%高、3位が日本バルカー工業の同7・88%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同313円高の5405円と続伸、住友ゴム工業が同146円高の2154円と続伸、横浜ゴムが同232円高の2818円と反発、東洋ゴム工業が同137円高の2384円と反発した。
横浜ゴムは、総売上高の7割を占めるタイヤ事業は新車用・市販用とも好調なことに加え、ホースやベルトなどMB事業の売上高も前年を上回っている。これにより、同社の17年12月第3四半期業績は売上・利益とも2桁増を記録した。好業績が好感され、同社の株価は22日に一時2834円を付けるなど、3週連続で新高値を更新した。
自動車用ゴムでは、豊田合成が同116円高の2920円と