GfKジャパンは12月26 日、自動車タイヤの11月の販売速報を発表した。本数は前年同月比1%増で前月のマイナスからプラスに転じ、販売金額は税抜き平均価格が前年同月から5%上昇した結果、同6%増となった。
夏タイヤが前年同月を下回った一方で、冬タイヤは本数前年比4%増となったため、全体ではプラス成長となった。冬タイヤの中でも、軽自動車向けサイズである155/65/14や145/80/13は、本数・金額ともに前年同月から2桁の成長を遂げた。
11月は寒波により記録的な大雪となった地域もあり、冬タイヤへの履き替え需要が高まった。タイヤ販売における冬タイヤの本数構成比は、前月の41%から71%へ拡大した。