昭和ゴムの2017年はゴムライニング、工業用品、ともに売上は前年並みであった。
各分野で積極的に受注拡大やアジア展開、新製品開発などに取り組む小川和豊社長に、昨年の業績や今年の見通しなどを聞いた。
◆昨年を振り返って。
国内ゴム事業の上期の売上は前年並みだった。
プラント事業は、年初は良くなかったものの、第2四半期から好調に推移した。その他は関東以外での定修等を受注した。
その現地工事が8~10月に集中して人手の手当が大変だったが、全ての工事を工期内に終わらせることができた。
これにより国内のプラント事業の売上高は前年実績を上回る見込みだ。
消費者向け製品では、プロジェクトを組んで展示会の見せ方を工夫するなど「展示会戦略」を展開した。
特に今まで出展していなかった他分野の農業資材の展示会では、立ち仕事用「はた楽マット」が非常に好評で、その場で受注があったり、大手ホームセンターから連絡があったりして商談につながった。
展示会戦略から次の戦略へと繋げている。
◆中計の最終年度だが。
現中計のテーマに沿って
全文:約1057文字