日本建設機械工業会(平野耕太郎会長=日立建機社長)は1月10日、東京・白金のシェラトン都ホテル東京で新年賀詞交歓会を開催した。
最初に平野会長があいさつを述べ、昨年の建設機械の世界需要がほとんどの地域で増加に転じたこと、同工業会がまとめている建設機械出荷金額統計によれば、昨年1~11月の累計で内外需合計が2割近い伸びだったこと、さらに今年の建設機械の世界需要見通しも、引き続き好調を維持する予測であることを紹介した。
ただ、業界を取り巻く環境はさらに変化していくことから「情報技術や最新技術を活用した、顧客ニーズに対応した製品・サービスの提案が必須となっている」と指摘。工業会では「会員各社の製品・コンポーネント・部品・サービスを通じ、このような市場ニーズに新たなソリューションを提供し続けたい」との考えを示した。
続いて世耕弘成経産相が来賓あいさつを行い、経済産業大臣として初めて同工業会の賀詞交歓会に参加したことについて