【新年インタビュー】日東化工 荒川良平社長

2018年01月12日

ゴムタイムス社

 日東化工は、今年度から創業70周年の19年度を最終年とする3ヵ年の中期経営計画「SCRUM(スクラム)70」をスタートさせた。荒川良平社長に中計1年目を振り返ってもらいつつ、今年の目標などを聞いた。

―昨年を振り返ると

 上期(4月~9月)業績は売上・利益ともに計画を若干上回って推移し、中計1年目は順調なスタートが切れたと思っている。

 事業別に見ると、ゴム事業では、ゴムコンパウンドは自動車関連の受注が好調。シート・マットについてはほぼ前年並み。ゴム成形品はフォークリフト向けのクッションタイヤが好調だった。

 樹脂事業では、高機能樹脂コンパウンドは前年並み。樹脂洗浄剤等は樹脂成形機用の洗浄剤「スーパークリーン」に加えて、制電性樹脂「ECX」も堅調だった。

―通期の見通しは

 足元の第3四半期(10月~12月)も上期の良い流れが継続し、ゴム・樹脂事業とも概ね順調だ。この状況が続けば、通期は売上・利益とも計画を若干上回る見込みだ。

―新中計の施策は

 新中計「スクラム70」の3年間は、「筋肉質な事業構造への変革」を基本方針に、強固な企業体質の構築に向けた内部固めを行っている。

 スクラム70ではそのための重点施

 

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