中部ゴム工業会・中部工業用ゴム製品卸商業組合共催の新年賀詞交歓会が1月17日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、過去最多の159人が出席した。
最初に主催者を代表して中部工業用ゴム製品卸商業組合の川島健一理事長(川島商事社長)があいさつに立ち、「昨年は米国ファーストを掲げるトランプ氏が大統領に就任し、世界経済に与える影響が懸念されたが、幸いここまで大きな影響は起きていない。一方、国内はいざなぎ景気を超えたといわれるものの、私の実感では景況感はまばらだ」と国内外の経済情勢を振り返った。
また、組合活動について触れ、「一昨年から始めている社員交流会には、多くの応募者があり、昨年は会場を大きくし開催した。人手確保が難しくなるなか、組合活動が社員確保や人材育成につながればいいと思う。また、組合活動は組合員同士が情報交換しあえる大切な場でもある。活動で得た情報は会社に持ち帰り、拡販や製品開発に活かしてほしい」と締めくくった。
続いて愛知県中小企業団体中央会の水越昭雄総務部長が来賓のあいさつを行った後、乾杯の発声に立った中部ゴム工業会の翁豊彦会長(イノアックコーポレーション代表取締役)は、「我々モノづくり企業にとって今年は、産業界では