ホッティーポリマー HPフィラメント・PEEKタイプを初出展

2018年01月19日

ゴムタイムス社

 開発品・新製品などPR

 ホッティポリマーは1月17~19日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第2回ロボデックス」に出展し、初出展となる開発品の「HPフィラメント・PEEKタイプ」や、新製品の「シリコーントリム・ステンレス(SUS443)製パンチングメタルタイプ」などを紹介した。

 HPフィラメント・PEEKタイプは、耐熱性・耐薬品性・難燃性に優れたPEEK樹脂を、FDM(熱溶解積層)方式3Dプリンター用に製作したフィラメント。

 重量は100gと500gの2種類、色調についてもナチュラル色と黒色の2種類をラインナップしている。

 また、PEEKは物理的・化学的性質に優れているが、他の樹脂に比べて高価なのが難点だ。しかも、小ロットの試作品を作る場合は切削加工が一般的で、原料となる丸棒や平板を削りながら製作するため、形状によっては大きなロスが発生する。

 そこで、同社ではPEEK製フィラメントを使ったFDM方式の3Dプリンターによる受託加工を開始。ロスの大幅な削減により低コストで試作品が作れることをPRしていた。

 一方、シリコーントリム・ステンレス(SUS443)製パンチングメタルタイプは、従来仕様の鉄製ワイヤーキャリアタイプに新たなラインナップとして開発したものだ。

 端部が錆びず、フレキシブル性が向上したことや、従来の鉄製ワイヤーキャリアタイプよりも、より切断しやすくなったことなどを来場者に説明していた。

 

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