カワタ IPFに出展 コスト・エネルギー・スペースをコンセプトに提案

2011年10月24日

ゴムタイムス社

 ㈱カワタ(湯川直人社長)は10月25日~29日の5日間、千葉・幕張メッセで開催されるアジア最大のプラスチック&ゴム総合展「国際プラスチックフェア(IPF)」に出展する。
 同社は現代人の生活にとって欠くことができないプラスチックを始めとする粉体・粒体の加工生産の省力化周辺機器を製造し、製品の高機能化、効率生産へのトータル・ソリューションを提供する会社。またその技術はプラスチックだけに留まらず、医薬品、食品製造などの分野でも応用が進んでいる。
 今回は「Challenge C・E・S(コスト・エネルギー・スペース)」を展示のコンセプトにする。窒素乾燥機、質量計混合機、微粉分離除去機、金型温度調節機など、ものづくりの現場で顧客の様々な要望に応える技術・製品を幅広く紹介する。
 また会場では材料管理、粉・異物を取る、ガスを取る、の提案の他、粉体コーナー、リサイクルコーナーを設けている。
 出品する製品の中で、パッチ式窒素乾燥機「アダム」は、樹脂ペレットには表面の水分付着や樹脂内の吸湿性があり、温度や湿度などに左右されやすいため、成形前に乾燥させる製品。また適切に乾燥されていない、十分な乾燥がされていない、乾燥にバラつきがあるなどの乾燥トラブルは成形不良の原因となるため、様々な樹脂ペレットに最適な乾燥状態を作り出す製品でもある。独自の窒素加熱冷却システムにより、材料熱劣化や酸化のダメージを最小限にコントロールできるのが特徴。
 また質量計量混合機「オートカラーⅡ」はペレット、顔料、添加剤、粉砕材等を定量計量した後、混合する装置。省スペース設計で使い易さを維持し、メニュー形式のカラータッチパネル採用で操作性も向上した。材料使い切り機能、部品簡単取外し機構でメンテナンスが簡単にできる。

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