日本ゴム工業会が昨年の新ゴム消費量見込みと、今年の予想を発表した。昨年の国内ゴム工業の新ゴム消費量は、自動車タイヤと自動車向け工業用品を中心に国内生産がプラスとなったことで、前年比1・1%増の見込みとなった。
一方、今年の新ゴム消費量は、ゴムホースや工業用品などは微増となるが、自動車タイヤ・チューブとゴムベルトが微減あるいは減少となることで、全体では同0・4%減の見通しとなっている。
主要製品別では、プラスとなるのは同0・4%増のゴムホース、同1・0%増の防振ゴムやパッキン類などの工業用品、同2・0%増の医療衛生用品や運動競技用品、ゴム手袋などのその他ゴム製品、同2・7%増の更生タイヤである。
横ばいはゴム履物類で、マイナスとなるのは