フコク物産の新年賀詞交歓会が1月24日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催され、175人の取引先、商業者代表らが出席し盛大に行われた。
冒頭、あいさつに立った木部美枝社長は、昨年からの同社の状況について触れ、①昨年6月の株主総会後にスタートした新執行部体制、②2025年に向けた中期経営計画「FG25」の進捗状況、③関連会社のフコク物流における北関東営業所と山形営業所の増床計画、④アセアン市場拡大に向けた取り組みを紹介した。
新執行部体制については「組織の若返りを図ることで、会社を取り巻く環境変化にスピード感を持って対応し、将来にわたり安定的、継続的な売上、利益を維持するとともに、新たな分野へ発展していく必要があると感じている」と語った。
また、FG25については、今年5月末でパート1が終わるため、パート2に向けて修正を加えているところだとし、「当社の主力製品である自動車分野は100年に一度の改革と言われている。当社もこの変化をチャンスと捉え、皆様とともに変わる必要がある」と強調した。
さらに、アセアン市場への取り組みに関しては、建機や工作機械向けの高圧ホースのアッセンブリを手掛けるインドネシア工場を2倍に拡張する
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