2月に入り、また首都圏で雪となった。今冬は例年になく非降雪地帯でも雪となる日がありそうだ。1月22日の首都圏での大雪は、4年前の各交通機関が運休となった大雪ほどではないにしても、交通機関に大きな乱れをもたらした。
この日は、予報通りに昼ごろから本格的な雪となった。このため、各企業では社員に早めの帰宅を指示したが、一斉に駅に向かったため却って駅での混乱に拍車をかけ、各鉄道会社の都心の駅では入場規制が行われたところがあった。
ただ、今回鉄道よりも深刻だったのは道路である。首都高速道路中央環状線の山手トンネルで、多くの車が約10時間にわたって動けない状態が続き大きな問題となった。
その主な原因は、1台のトレーラーがジャンクションの坂を上れなくなったことだという。このトレーラーはチェーンを装着していたとのことだが、それでもスリップをしてしまった。
一般道でも立ち往生が相次ぎ、JAFには、動けなくなった車のドライバーから救援を求める連絡が多数寄せられた。その多くが