日東化工の2018年3月期第3四半期非連結決算は、売上高が58億6400万円で前年同期比2・7%減、営業利益は2億6300万円で同5・1%減、経常利益は2億6000万円で同3・8%減、四半期純利益は2億1800万円で同26・4%減となった。
ゴム事業全体の売上高は前年同期を1億7200万円上回る4億45700万円で同4・0%増となった。
ゴムコンパウンドは自動車関連の受注が堅調に推移し、前年同期を上回る売上高となった。
シート・マットのシートは受注が堅調に推移し、概ね前年同期並みの売上高となったが、マットはクッションマットの受注が低調だったこと、前年同期は工事案件でのスポット受注があったことにより、前年同期を下回る売上高となった。
成形品ではクッションタイヤの受注が好調に推移したことにより、前年同期を上回る売上高となった。
樹脂事業全体の売上高は、前年同期を3億2800万円下回る13億9000万円で同19・1%減となった。
高機能樹脂コンパウンドは一部の受託製品が終了したことにより、前年同期を下回る売上高となった。樹脂洗浄剤・制電性樹脂ECXの受注は堅調に推移したものの、リサイクルナイロンの販売終了により、前年同期を下回る売上高となった。
通期の連結業績予想は当初予想から変更なく、売上高が75億円で前期比5・7%減、営業利益は2億8000万円で同11・4%減、経常利益は2億7000万円で同11・4%減、純利益は2億2500万円で同32・0%減を見込んでいる。