ニッタの2018年3月期第3四半期連結決算は、売上高が549億4300万円で前年同期比15・3%増、営業利益は41億1700万円で同16・5%増、経常利益は90億8100万円で同26・4%増、四半期純利益は70億7300万円で同22・0%増となった。
国内ではロボット関連業界、アジア地区では自動車業界向けなどが堅調に推移したことで2桁増となった。
損益面では中期経営計画画達成のための先行コストの負担があったものの、生産性改善効果もあり、営業利益についても2桁増。経常利益は、持分法適用会社の業績が堅調に推移したことにより2割を超える増益となっている。
通期の連結業績予想については、第2四半期時点で上方修正した公表値から変更なく、売上高は709億円で前期比10・2%増、営業利益は52億円で同21・2%増、経常利益は113億5000万円で同17・5%増、当期純利益は89億5000万円で同13・5%増を見込んでいる。