丸尾カルシウムの2018年3月期第3四半期連結決算は、売上高は89億2900万円で前年同期比1・9%増と順調に推移した。しかし、人件費や原材料費、電力費、燃料費などの上昇、設備維持費用の増加によるコストアップから、営業利益は4億3100万円で同24・7%減、経常利益は5億2600万円で同21・5%減、四半期純利益は3億5000万円で同25・4%減となった。
通期の連結業績予想は第2四半期時点で上方修正を行った予想からの修正はなく、売上高が117億円で前期比0・9%減、営業利益は4億8000万円で同15・7%減、経常利益は5億9000万円で同14・7%減、純利益は3億9000万円で同21・6%減を見込んでいる。