2月5~9日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価は全面安の展開となり、前週末比で全社が下落した。2月9日のゴム平均は、前週末比192円77銭安の1817円68銭と続落した。先週は米国の長期金利の上昇を背景に米国株が急落した。これにつられる形で、東京市場も急落。日経平均は週末終値で2000円近い下落となり、ゴム企業の週末終値も31社すべてが下落した。
株価上昇率ランキングでは、株価が上昇した企業はなく、最も下落率が低かったのは住友ゴム工業で同4・84%安となっている。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同423円安の4954円と続落、住友ゴム工業が同104円安の2043円と続落、横浜ゴムが同248円安の2566円と続落、東洋ゴム工業が同194円安の2146円と続落した。
自動車用ゴムでは、西川ゴム工業が同123円安の2401円と反落した。
合成ゴムでは、JSRが同142円安の2431円と反落、日本ゼオンが同231円安の1515円と反落した。
産業用ゴムでは、昭和ホールディングスが同5円安の86円と続落した。
その他では、ナンシンが同35円安の628円と続落した。
株価上昇率ランキング(2/5) | ||
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(上昇率は対前週末比) | ||
会社名 | 株価上昇率 | |
1 | 住友ゴム工業 | -4.84% |
2 | 西川ゴム工業 | -4.87% |
3 | ナンシン | -5.28% |
4 | 昭和HD | -5.49% |
5 | JSR | -5.52% |
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