相模ゴム工業の2018年3月期第3四半期連結決算は、売上高が44億1800万円で前年同期比0・8%増、営業利益は11億5900万円で同11・1%減、経常利益は12億5700万円で同22・7%増、四半期純利益は9億5700万円で同36・8%増となった。
ヘルスケア事業は「愛のアイデア」をモチーフにした販売活動を展開し、市場ニーズに応えるためにサガミオリジナルゼロゼロワンの伸長を図ってきた。また、マレーシアの新工場の建設が順調に進むなか、準備段階に係る投資費用の発生もあった。
これにより、同事業の売上高は33億700万円で同1・2%増、営業利益は13億4900万円で同6・3%減となった。
プラスチック製品事業では、原料価格が上昇する中で、販売価格の修正を進めるとともに、製袋加工部門を強化した。
その結果、売上高は9億4900万円で同横ばい、営業利益は1億1600万円で同16・4%減となった。
その他の事業の入浴・介護サービス等の売上高は1億6200万円で同1・9%減、営業損失は26百万円(前年同四半期は営業損失29百万円)となった。
通期の連結業績予想は当初予想から修正なく、売上高が59億円で前期比3・3%増、営業利益は17億円で同2・4%増、経常利益は16億円で同3・3%増、当期純利益は12億円で同7・8%増を見込んでいる。