東洋ゴム工業は2月15日、都内で決算説明会を開催し、清水隆史社長が17年12月期決算を説明した。
12月期の売上高は4049億9900万円で前年同期比6・1%増、営業利益は453億800万円で同8・1%減、経常利益は401億6700万円で同8・9%減となり、増収減益となった。
売上高では、主力のタイヤ事業の北米や欧州が好調に推移したことで、前期比で増収なったが、。原材料費の高騰の影響を受けたほか、ブランド力を強化を狙った広告宣伝費など販売管理費の増加により、営業利益や経常利益とも前期比減益ととなった。
免震ゴム問題に関わる特別損失を計上する一方で、化工品や硬質ウレタン事業の事業譲渡や旧本社の売却に伴う特別利益などを計上した結果、当期純利益は前期122億6000万円の純損失から154億7600億円の黒字に転換し大幅に利益を改善した。
2018年02月16日