経済産業省と日本ゴムホース工業会がまとめた12月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は1858億75万4000円で前年同月比6・3%増となり、9ヵ月連続で増加した。
自動車用タイヤの生産本数は1112万3000本で前年同月比2・4%増。内訳はトラック・バス用が83万7000本で同4・2%増、乗用車用は818万9000本で同2・4%増、小型トラック用は170万1000本で同2・8%増、二輪用は29万1000本で同2・3%減、特殊車両用が10万4592本で同4・5%減となり、二輪用・特殊車両用以外は前年同月実績を上回った。
出荷金額は927億8292万5000円で同10・6%増となり、3ヵ月連続で増加した。内訳はトラック・バス用が198億1836万4000円で9・8%増、乗用車用が436億2488万2000円で同11・0%増などとなり、すべて前年実績を上回った。
ゴムベルトは生産量が1803tで同6・9%増、出荷金額は60億1288万2000円で同3・5%増。このうち、主力のコンベヤベルトは生産量が1182tで同7・9%増、出荷金額は19億859万8000円で同3・6%増だった。
ゴムホースは生産量3165tで同9・7%増、出荷金額は123億538万3000円で同2・3%減となった。生産は4ヵ月連続でプラス、出荷は2ヵ月連続でマイナス。
自動車用ホースは生産量が2017tで同7・9%増、出荷金額は87億4513万2000円で同0・2%増。自動車の生産増に応じてプラスとなった。
高圧用ホースは生産量が485tで同33・2%増、出荷金額は15億4641万4000円で同9・3%増。
その他、工業用ゴム製品は生産量が1万4643tで同4・1%増、出荷金額は614億1227万2000円で同4・6%増となった。防げん材以外すべての品目で、出荷金額がプラスとなっている。
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