横浜ゴムは6月20日、中国において同社製アルミホイールの模倣品排除に成功したと発表した。
同社は中国の広東省佛山市および広州市において、正規販売ルート以外のインターネット通信販売(ECサイト)や販売店舗で同社製スポーツ系アルミホイール「アドバン レーシング」の模倣品を販売していた模倣品販売業者等の情報を佛山市公安局に提供し、摘発の申立てを行った。これを受け、佛山市公安局は2017年10月25日に900枚を超えるアルミホイール模倣品を押収し、18年3月29日に広東省佛山市南海区人民法院は模倣品販売業者に対して懲役刑や罰金等を命じる判決を下し、確定した。
同社は14年にも中国で同社製アルミホイールの模倣品排除に成功しており、今後も国内・海外を問わず模倣品製造販売等の知的財産権の侵害行為に対して断固たる姿勢で臨み、全ての顧客に安心して同社製品を使用してもらえるよう取り組みを強化することにしている。