平昌五輪が2月25日に幕を閉じた。羽生結弦選手や小平奈緒選手など日本選手メダルラッシュに日本中が沸いた。2020東京五輪も日本選手の活躍が期待される。
東京五輪は経済効果も期待される。東京都の試算によれば、東京五輪の経済効果は約32億円。内訳は施設整備費や大会運営費に生じる「直接的効果」が約5億円、交通インフラ整備や訪日観光客数の増加、競技会場の活用、スポーツ人口やイベントの拡大などの大会後の遺産(レガシー)で生じる「レガシー効果」が27億円とされる。
日銀も、東京五輪開催による15~18年の実質GDP成長率を0・2~0・3ポイント程度、18年時点における実質GDP(15年で約530兆円)の水準を約1%(約5~6兆円)程度押し上げる効果があると試算している。
ゴム産業でも東京五輪需要への期待は徐々に高まっているようだ。例えば、ゴム履物業界は