葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は2月16日、東京・葛飾区の川甚別館で第33回通常総会並びに新年会を開催した。
総会は第1号議案の17年度事業報告、第2号議案の17年度収支報告、監査報告、3号議案の役員改選、第4号議案の18年度事業計画、第5号議案の18年度収支予算について審議され、いずれも原案通り承認可決した。
役員改選では、武者会長が再任された他、副会長には太陽ゴム工業の牧野秀徳理事、精工パッキングの平井秀明理事、タグチゴムの田口郁男理事の3人を副会長に昇任した。
なお、現行の会則では、副会長の定員は2人となっていることから、今期は暫定的な運用とし、会則を変更するかは来期決めるとした。
総会終了後、新年会が開催された。あいさつに立った武者会長は、当工業会員を長い間悩ませてきた化学物質情報伝達方式について触れ、「当工業会は3月7日、今年6月から完全移行する化学物質情報伝達方式(ケムシェルパ)のセミナーを葛飾区の助成を受けて行うことになった」と紹介した。その上で、「すでにいくつかの会員から応募があったが、その後状況は好転し、ケムシェルパやMSDSプラスの普及促進を図るアーティクルマネジメント推進協議会(JAMP)の協賛を受けることになった。これも今回の試みが区の助成事業であることと無縁ではないだろう」と話し、あいさつを終えた。
続いて、来賓として葛飾区長の青木克徳氏が祝辞
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