バンドー化学は2月20日、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業として、同日、経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄2018」に2年連続で選定されたと発表した。
健康経営銘柄とは、政府の「日本再興戦略」に位置付けられ、経済産業省と東京証券取引所が同取引所の上場企業の中から、従業員の健康管理を経営的な視点で戦略的に実践している企業を「健康経営」に優れた企業として選定し、企業価値を長期的な視点で重視する投資家に魅力ある企業として紹介するものだ。
2015年度から実施し、今回で4回目となる。選定基準として「経営理念・方針」「組織体制」「制度・施策実行」「評価・改善」の4つの側面から評価される。この評価が上位20%以内で財務指標が良好である企業のうち、1業種1企業が選定され、今回は、26社が選定された。
今回の健康経営銘柄への選定にあたり、吉井満隆社長は「当社は昨年9月に『バンドーグループ健康宣言』を制定し、経営陣と従業員、健康保険組合が一体となり、健康いきいき職場づくりチームを結成して活発に健康増進に努めている。その企業姿勢と取り組みを評価いただいたと考えている」と述べている。