合成ゴム工業会がこのほどまとめた1~12月の合成ゴム品種別生産実績によると、生産量は全体で162万705tで前年比3・6%増となった。
品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは61万8731tで同3・4%増、同じく汎用のBRは31万7816tで同10・1%増となった。
SBRのうち、SBRソリッドは47万2977tで同4・0%増、SBRノンオイルは26万3677tで同3・4%増、SBRオイルは20万9300tで同4・7%増、SBRラテックスは14万5754tで同1・8%増となった。
自動車用ゴム部品を中心とするNBRは、自動車の生産回復により11万6671tで同13・1%増、CRは12万3878tで同2・3%増となったが、EPTは22万7842tで同0・3%減となっている。
合成ゴム生産の四半期ごとの推移を見ると、1~3月は
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