ホース特集 プラス・テク 新製品上市で需要喚起狙う 耐油テクノに続く製品開発へ

2018年03月30日

ゴムタイムス社

 プラス・テク(茨城県阿見町、中馬直宏社長)の17年度下半期(10~3月)の成形品ホース事業は、上半期の流れを引き継いで堅調に推移し、売上は対前年同期比で若干上回る見通しとなった。

 分野別に見ると、カタログ販売を行う汎用品が前年並みとなったのに対し、ユーザー向けの特注品の分野では、工業用で動きのよい商材があり、売上をけん引した。

 汎用品で主力の耐圧ホース「テクノブレード」は底堅く推移した。また、昨年8月に本格販売を開始した「耐油テクノブレード」の売上は徐々に伸びている。耐油性に優れ、油を長時間流しても柔軟性が持続する、ホースも透明(グリーン系)で、ホース内の流体物を確認でき、作業中も安心できるといった特長を持つホース。用途は絶縁油、作動油などの油用配管や機械機器などの工業用配管に適している。

 「お客様からはこれまで耐油性が必要な箇所には他社製品を使っていたが、この製品があれば一括して発注できる」(竹村雄成形品営業部長)との声も聞かれ、耐油テクノブレードの上市が耐圧ホース全体の底上げにつながっている。

 また、サクション系ホースで

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