ニッタは2月28日、昨年5月より敷地内において建設を進めていた名張工場第4工場棟が完成し、2月26日に竣工式を執り行ったと発表した。
竣工式には、代表取締役社長新田元庸氏以下、役員、従業員、設計者、施工者などを含む約32名が参加。宇流冨志禰神社の宮司による神事が執り行われたのち、工場内外の見学を行った。
第4工場棟の主な生産品目は燃料用配管、SCR配管。工場延床面積は約3779㎡。本格稼働時期は4月になる。
現在、同社は中長期経営計画『V2020』の達成に向け、新事業・新製品の創出、グローバル化の推進、トータルコスト競争力の向上に取り組んでいる。
その中で、ホース・チューブ製品事業におけるオート用製品、一般産業用製品の受注増加に対応し、生産・加工両面での供給体制の強化を図るべく、名張工場に第4工場棟の建設を進めてきた。同社は今後さらに供給・販売体制を強化し、市場の旺盛な需要に応えていくとしている。