経済産業省がまとめた2017年のコンベヤベルト生産量は新ゴム量は1万4317tで前年比3・1%減。出荷金額は187億600万円で同1・6%減となった。
生産量は、5月、6月、12月は堅調な伸びを見せたものの、マイナスの月が多く、年間では前年割れで推移した。
コンベヤの内需については、主要需要先の粗鋼生産は前年並みだったが、セメント生産は前年比3・1%増と3年ぶりに回復したことで、内需は前年を上回った。一方、輸出は豪州を中心とした石炭産出国向け需要は本格的な回復に至っておらず、減少傾向が続いている。
出荷額は、2月、8月、9月と2桁減の月もあったが、1月、3月、12月が2桁増となるなど、減少幅は前年の10・9%から9・3ポイント縮小した。
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