経済産業省がまとめた2017年のゴムロール生産量は新ゴム量で4934t、前年比で4・0%増。出荷金額は316億5800万円で同6・3%増となった。
ゴムロールは主に製鉄用、印刷用、製紙用、そしてフィルム用や搬送機器用、外壁等住宅用等に使われるその他用に大別される。
生産は、8月をのぞきすべての月で前年を上回った。
用途別では、印刷用が年間を通して伸び悩んだものの、製鉄用が堅調に推移したほか、その他用も順調に生産を伸ばした。これにより、通期では前年実績を上回り、全体の伸び率は前年の2・3%から1・7ポイント拡大した。
出荷金額については、8月、12月を除いた月で前年同月を上回った。
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