17年のコンベヤ需要先別販売実績  セメントや石炭、自動車などが上昇

2018年03月19日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がこのほどまとめた17年のゴムコンベヤベルト(4社合計)の需要先別販売実績によると、国内の主要需要先である鉄鋼・高炉メーカーを始め、紙・パルプ、電力・ガスなどの販売比率が前年比(金額ベース)で下落したのに対し、セメントや石灰、非鉄、自動車関連などの販売比率は上昇した。

 国内需要では、鉄鋼・高炉メーカー(販売比率21・3%)が前年比13%減で、16年の同12%増から大きく落ち込んだ。17年の国内粗鋼生産量は前年比0・1%減で3年連続のマイナス。国内景気は緩やかに回復したが、高炉修理や生産トラブルなどが響いた。こうしたことが減少につながったと見られる。

 一方、インフラ・土木関連は、電力・ガス(販売比率2・6%)

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