バンドー化学は3月8日、2018年度からスタートする中長期経営計画「Breakthroughs for the future」2ndステージ(BF―2)の取り組みを推進するため、本社組織を新設するとともに一部組織の改廃を行うと発表した。
機構改革では、まず新事業の創出を加速させるため、「新事業推進センター」を新設する。これに伴い、「R&Dセンター」と「BF推進部」が担っていた新規事業開発を「新事業推進センター」に移管し、統合する。
2つ目は基盤技術の強化や新材料の導入などを推進するため、「R&Dセンター」を「基盤技術研究所」に改称する。またR&Dセンター内の「伝動技術研究所」を本社組織として独立させ、「基盤技術研究所」と並立させる。
3つ目として、個人と組織の働き方改革を推進するため、「働き方改革部」を新設する。これに伴い、「業務改革部」と「営業企画部」が担っていた業務プロセス改革や業務効率化推進などの職務は働き方改革部に移管する。
4つ目はこれらの改正に伴い、「BF推進部」、「業務改革部」および「営業企画部」は廃止する。
そして5つ目は、ものづくりの深化と進化に向けた活動をさらに強化するため、「生産技術開発センター」を「生産技術開発部」に改称し、「ものづくりセンター」の下部組織とする。また、ものづくりセンターに「企画部」を新設するとともに、ものづくりセンターの「グローバル調達部」を「調達部」に改称する。