先日開催された東洋ゴムの技術セミナーの資料の一部で、日本で始まった環境性能自主規制が、グローバルに浸透拡大していることが紹介されていた。
資料によると現在9ヵ国・地域で自主規制制度の導入、もしくは予定、検討をしているという。
日本では、2010年1月からPCRで格付レベルの表示・開示を導入、2018年4月からはOEでの最低限性能の規制を予定している。
欧州では、2012年11月から格付レベルの表示・開示と最低限性能の規制を義務化。韓国では2012年12月から、PCRで格付レベルの表示・開示、2013年12月からは、最低限性能の規制も始まっている。
中東地域では、サウジアラビアが2015年11月から、格付レベルの表示・開示と最低限性能の規制を導入した。中東湾岸諸国も2016年1月から最低限性能の規制、2017年1月から格付レベルの表示・開示をスタートさせた。
続いて、ブラジルは2016