取材メモ 国内の普及率を30%に

2018年03月16日

ゴムタイムス社

 3月15~17日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第15回国際オートアフターマーケットEXPO2018」に出展した更生タイヤ全国協議会。
 同協議会の五味達夫会長によると、世界のトラック・バス用タイヤのリトレッドタイヤの普及率は、米国が半数以上、ドイツが約40%、日本が約20%だという。
 日本の普及率が低い原因について、五味会長は海外のトレーラーの規模やそれに伴うタイヤの本数の違いを挙げたほか、最近では海外からの安価なタイヤの流入などがあるとし、「海外では日本のタイヤの品質は評判が良く、信頼性が高い。リトレッドタイヤは資源使用料を1/3に削減できるメリットがある。国内の各タイヤメーカーは環境問題に取り組んでいるが、日本の普及率を30%にできるように活動をしていきたい」と期待を寄せていた。

ブースではリトレッドタイヤのカットモデルも展示していた

ブースではリトレッドタイヤのカットモデルも展示していた

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