3月12~16日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で16社が上昇、1社が横ばい、14社が下落した。3月16日のゴム平均は、前週末比4円19銭高の1783円84銭と反発した。
株価上昇率ランキングでは、1位がバンドー化学で同4・99%高、2位が三ツ星ベルトの同4・04%高、3位がオカモトの同3・55%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同46円高の4634円と続伸、住友ゴム工業が同32円安の1936円と続落、横浜ゴムが同8円安の2475円と反落、東洋ゴム工業が同7円安の1804円と続落した。
自動車用ゴムでは、タイガースポリマーが同21円高の884円と反発。
合成ゴムでは、JSRが同22円安の2479円と反落、日本ゼオンが同17円高の1535円と反発した。
産業用ゴムでは、バンドー化学が同59円高の1241円と続伸した。バンドー化学は3月8日、18年度から22年度までの中計第2ステージを発表。22年度までの売上高1200億円、営業利益120億円、新事業・新製品比率30%(うち新事業10%以上)を目指すとした。この報道後、株価はじりじりと上昇した。
その他では、オカモトが同38円高の1109円と反発した。
[/hidepost]
全文:約567文字