ホース特集 ニッタ ホース・チューブとも好調 ラインメイト「LB70」に注力

2018年03月30日

ゴムタイムス社

 ニッタ(大阪市浪速区、新田元庸社長)の一般産業用ホース・チューブ製品事業の17年度下半期(17年10月~18年2月)売上高は、前年同期比2桁増と好調に推移している。

 ホース製品では、建設機械向けやウイングルーフトラック、フォークリフトなどの産業車輌向け、農業機械向けなど需要先全般で好調だった。建機向けは、排ガス規制に伴う駆け込み需要の反動減が懸念されたが、建機各社が生産を上方修正したことで、下期も好調な流れが続いている。

 チューブ製品では、半導体・液晶関連装置向けのクリーンチューブが伸長している。また、ロボット関係のスポット溶接配管用チューブも順調。この他、建機のディーゼルエンジンの排ガス浄化装置である「尿素SCRシステムチューブ」も好調だ。

 これにより、ホース・チューブ事業の通期売上高は前期比2桁増の見通しとなった。

 製品展開では、油圧ホースの「LINEMATE™(ラインメイト)」では、超柔軟樹脂ホース「LB70」に注力している。特

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