オカモトは3月22日、0・02mm台の水系ポリウレタンコンドーム「オカモトゼロツー6個入」にて、1個増量キャンペーンを実施すると発表した。
この8月に10周年を迎える「オカモトゼロツー」シリーズ。これまでのご愛顧に感謝し、スタンダードタイプ「6個入」商品に1個増量して4月上旬より出荷する(12万箱を出荷し、なくなり次第終了)。希望小売価格は1000円。
また同キャンペーン対象の1個増量品は、携帯用ケースにセットして入っている。コンドームは安全上の理由から、個包装のまま持ち運ぶことを禁じているが、ケースを使っている人は「わざわざケースを用意するのは面倒」「嵩張って扱いづらい」などの理由で、あまり多くはない。そのような中で、薄さを損なわず「スマート」で「簡便」をコンセプトに携帯しやすいケースを開発し提供することとした。
昨今、日本国内の性感染症動向では「梅毒」の急増が深刻な問題になっており、またHIV/AIDSも依然として高止まりしたままという状況がある。その対策の一つとしてコンドームの正しい利用が挙げられており、同社では様々な形で予防啓発活動を実施してきた。このコンドーム携帯用ケースでコンドームを常に持ち運び、必要なタイミングに用意できるようになることも、性感染症予防と望まない妊娠の低減につながっていくものとしている。