ブリヂストンは3月23日、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で第99回定時株主総会を開催し、総会後、プレス向けに説明会を行った。
それによると、来場した株主数は299人で昨年の374人に比べ減少したものの、所要時間は1時間40分で昨年とほぼ同じだった。
議案は剰余金処分の件、取締役選任の件の2件があり、両議案は可決された。
総会では11人の株主から、株主還元の考え方をはじめ、女性の登用、エアフリーコンセプト、今後の需要動向、グアユールの技術の進捗状況など、幅広い分野の17の質問が提出された。
女性の登用の取り組みに関して、津谷正明CEOが「現状は執行役員が1人、管理職40人が女性だ。グローバルでは、海外の女性管理職比率は10%を超えているが、日本における女性の登用はまだ十分ではない。女性の登用プログラムを設け、能力開発を進めている」と回答した。