ポリプラスチックスは3月26日、100%子会社の米国法人、ポリプラスチックスUSAと連結子会社の米国法人トパス・アドバンスド・ポリマーズの合併を決定したと発表した。
合併日時は4月1日。存続会社はポリプラスチックスUSA。合併の目的はPOM、PBT、PPS、LCPの各事業に続き「COCを5本目のコア事業」に育てるというグループ戦略の一環として、トパス・アドバンスド・ポリマーズの有する米国ビジネスモデル、「トパス」COCのブランド価値とポリプラスチックスUSAの事業基盤の融合によるポートフォリオ・セールスの拡充を通し、効率的なマーケティング・販売を推進していく。
ポリプラスチックスUSAは、2012年4月、それまでアジア・太平洋地域に資源を集中してきた同社の事業戦略を大きく変更し、グローバル展開を開始する象徴としてアメリカ・ミシガン州に設立。北南米市場における当社製品「ジュラコン」POM、「ジュラネックス」PBT、「ジュラファイド」PPSのプレゼンスを着実に向上させてきている。
トパス・アドバンスド・ポリマーズは、2005年11月、ダイセルとともにセラニーズ社からCOC事業を買収した際にトパス・アドバンスド・ポリマーズGmbH(ドイツ)の米国販社としてケンタッキー州フローレンスに設立。包装・医薬分野を中心にCOCの販路を拡大し、販売量を設立当初のおよそ2倍に伸ばす。2017年4月より同社の連結子会社となっている。