横浜ゴムは3月30日、コンクリートやタイルなどの床目地(土間目地)に使用する高硬度・速硬化タイプの2成分形ポリサルファイド系シーリング材「ハマタイトSC―DM2」を4月上旬より発売すると発表した。
「ハマタイトSC―DM2」は、従来の2成分形ポリサルファイド系シーリング材よりも硬化が速く、工期の短縮が可能となる。また、歩行者の安全性に配慮し、ハイヒールなどが目地に刺さることがないよう硬度を高めたほか、当社独自の配合技術を用いることで耐候性や耐油・耐薬品性にも優れた商品となっている。加えて、ホルムアルデヒド放散等級の最高等級であるF☆☆☆☆認定を取得し、安全と環境に配慮した。なお、シーリング材を着色するカラーマスターは「ハマタイトSC―MS2NB/SUPERⅡ」、「ハマタイトSC―PS2」と共通化することにより、在庫管理を容易にした。そして、主剤の包装容器にテーパー缶を採用し、使用後に積み重ねることで省スペース化に寄与することができる。
横浜ゴムは「ハマタイト」ブランドの下、建築用シーリング材や自動車用接着剤、コーティング材などを展開している。建築用シーリング材では様々な用途で使用される商品を販売しており、今回新たに土間目地用商品をラインアップしたことでさらなる販売強化を図る。