住友ゴム工業は3月30日、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との協働事業「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」を今年も実施すると発表した。
5月12日に岩手県で実施する「久保川イーハトーブ自然再生事業」を皮切りに、全国9ヵ所計9回の活動を予定している。
「チーム エナセーブ」は、低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの売上の一部を活用し、ダンロップとその製品を使用する顧客とが一緒になって行う環境保全活動で、「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」と「チーム エナセーブ GREENプロジェクト」の2つの活動を行っている。
2013年から実施している「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」は、国内外の身近な文化・自然を守り伝える公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の「未来遺産運動」に賛同し、日本全国で失われつつある文化や自然環境を保全するために取り組んでいる協働事業だ。
また、2009年に活動を開始した「チーム エナセーブ GREENプロジェクト」はタイやインドネシアで顧客に代わってマングローブの苗木を植樹し、森をよみがえらせるとともに自然災害の防止や豊かな漁場の形成などを目指す活動で、多くの顧客からの共感を得、2017年までの累計植樹本数は117万本を超えている。